セロス・パジョン　サクル・ブランGC

グラン・クリュ・アヴィズ産のシャルドネ１００％（木樽で熟成したヴァン・ド・レセルヴを35%アッサンブラージュ）で作られたブラン・ド・ブラン。アヴィズの中でもチョーク質の多い、良い古い区画のブドウで造られていますので、１００％マロラクティック発酵を行ってはいますが、スモーキーで柔らかな酒質の中にも、引き締まった酸味とミネラル感が豊富で、繊細かつ複雑な風味を醸し出しています。

以下、輸入元資料より。

シャンパーニュにおける自家栽培醸造家（RM）の先導者であり、卓越した生産者でもあるジャック・セロスの甥っ子にあたる、ジェローム・セロスのRMです。エペルネ郊外（中心から南に5～6km）にあるシャヴォー・クークールを本拠とし、ヴァレ・ド・ラ・マルヌのダムリー村、そしてコート・デ・ブランのアヴィズ等に計6haを所有しています。小さいながらも典型的なシャンパーニュ様式のカーヴで、シャンパーニュのもつ個性をそのまま活かした造りを行なっています。
1990年代、ジェロームはジャック・セロスで働き、ぶどう栽培、ワイン醸造、熟成についてアンセルムから直接教わります。ビオロジーやビオディナミの栽培方法、木樽での醗酵、熟成など、アンセルムと共に研究し試行錯誤を繰り返す日々でした。
2004年、代々続くぶどう栽培農家であった父のジャッキー・セロスが引退することを決め、ジェロームは後を継ぐ決心をします。同年、ジェロームはコリーヌ・パジョンと結婚しました。パジョン家もぶどう栽培農家で、セロス家の畑とパジョン家が所有している畑を合わせる形で、メゾン“セロス・パジョン”は始まりました。