アルツァイヤー・ヴォルトベルク　リースリング・シュペトレーゼ2022

ドイツワインと言えば、その甘酸っぱいジュースのような味わいが、賛否の分かれるところです。ただ、夏から秋の初めにかけての暑い時期、汗をかいて疲れた身体には、果物をそのままかじっているような瑞々しい味わいが、染み込むように美味しく感じられると思うのです。度数が低い（９．５％）のもあって、つい、ゴクゴク飲んでしまいそうに成る程。酸度が高く、液体がキラキラと輝いていますので、お昼間、明るいうちにグラスに注ぐと、とってもキレイですよ。

以下、輸入元資料より↓

シュロスミュレンホーフのワイナリーは、ヴァルトベルクの麓、ケッテンハイムの静かな村にあります。父ヴァルターと息子ニコラス・ミヒェルは、アルツァイ近郊のブドウ畑で、一族の長い伝統に従ってワイン栽培を行い、ここで傑出したワインを生産しています。
ラインヘッセンで最も標高の高いブドウ畑のひとつであるヴォルトベルクの麓は、冷涼な気候となだらかな丘陵地帯が特徴で、その標高は300メートルにも達します。ラインヘッセンの丘陵地帯の最南西に位置するこの地域が、ブドウ栽培にとって非常に貴重でユニークな場所であるのはそのためです。
ブドウ畑は、南向きのヴォルトベルクの斜面に理想的な条件を見出すことができます。 西側にあるドナーベルクは多量の雨を防ぎ、常に微風が吹き、気温は年間を通じてラインヘッセンの他の地域よりもわずかに低いです。このためブドウは、独特の微気候の中で長期間完璧に熟すことができるのです。